ホームページ作成手順を公開! | 素人でもできるホームページの作り方
ホームページ作成ツールを選ぶ
自分にはHTMLやCSSなどといったコードを書く知識がないため、テンプレートを選んで写真と文章を入れたらホームページ作成できるツールを探しました。そこで見つけたのがペライチ。ペライチにはテンプレートが600個以上もあり「思い描くものが作れそう」だと感じました。
また、他のサービスを比較検証した結果、ペライチはフリープランでも基本的なSEO対策ができることがわかりました。
ブランド名を用意する
ホームページを作る時、ブランド名は必須です。持っていない方は、先にブランド名を作ってからホームページ作成をすることをおすすめします。
- ブランドイメージとあっていること
- 読みやすいこと
- 覚えやすい(親しみやすい)こと
詳しくは「ブランド名の決め方」についてご紹介した記事をご参照ください。文字数や特殊記号、商標登録など、細かくご紹介しています。
ロゴを用意する
ホームページにロゴが入っていると、自分のブランドをより認識してもらいやすくなります。ロゴがない場合は「メイン画像」の部分にブランドを代表する画像を入れるのも良いですね。
実体験から見えてきたこと
ロゴは「ヘッダー/メニュー」から入れられます。選び方は複数のテンプレートを開き、ロゴ画像を実際に入れてみると良いです。具体的に比較することで「あうあわない」が明確になるため選びやすいです。
またどんな写真をメイン写真にしたら良いかわからないときは、下記を参考に考えてみてください。
- ホームページの雰囲気にあう
- ロゴとテイストがあう
- ブランドの世界観があらわれている作品
テンプレートとコンテンツを決める
自分の作りたいホームページのジャンルにあわせて、テンプレートを検索します。今回は「ハンドメイド教室」や「ハンドメイドショップ」などの単語を入力してテンプレートを検索しました。
テンプレートを開いて確認しながら、活動にあったテンプレートとコンテンツの両方を選ぶことができます。なおコンテンツとは、下記のようなホームページの構成要素のことを言います。
[コンテンツ例]
- メニューバー
- ロゴ
- タグライン・キャッチコピー
- ブラントの紹介文
- 活動紹介
- レッスン申し込み
- お客様の声
- Q&A
- SNS連携
- 作家プロフィール
- 問い合わせ先
ホームページのテーマカラーを決める
使用するテンプレートを決めた後にすることは、テーマカラー選び。テーマカラーはホームページの印象や見やすさにも関わる大事な部分です。
実体験から見えてきたこと
最終的にテーマカラーは「ベージュ」にしました。しかし初めは「ロゴにあわせて緑にする」または「好きなピンクにする」の二択で考えていました。実際に緑とピンクにして検証すると、筆者の写真と色彩があわず…。そこで下記の観点からテーマカラー選びをしました。
- 写真が映える
- 作品の色彩とあう
- 文字が読みやすい
商品やサービスの写真を用意する
文字ばかりのホームページは、書き手が想像している以上に、読み手にとっては見づらいものです。そこで、文字のバランスを見ながら写真を効果的に入れることで、見やすいホームページになるのです。
そして写真や画像は一目で内容が伝わってくる重要な要素です。ブランドのホームページを作るうえで、もっとも大切なのが写真と言っても過言ではありません。
しかしどれだけコンテンツを考えても、写真が暗かったり、ピントがあっていないと何も伝わりません。作品への想い、作るときのワクワクした気持ち、作品の可愛いところ、素敵なところをイメージした写真を撮るよう工夫しましょう。
実体験から見えてきたこと
トップ、オンラインショップ、ワークショップなど要の箇所に写真を入れて「どういった花雑貨を作っているのか」を感じていただけるよう工夫しました。その上で「Gallery & Instagram」というページに写真を載せています。
タグラインと紹介文を入れる
ロゴやブランドを代表する写真には、タグライン(想いなどを表現する短いフレーズ)を添えると効果的です。
またタグラインの他に、2~4文から構成された紹介文を入れてブランドメッセージやビジョンをしっかりと伝えましょう。
[タグライン] 花の彩をくらしにそえて
[紹介文] zelkova’s aroma gardenは千葉県八千代市にある庭畑で育てた草木花を大切にドライフラワー/押し花にして使用しています。ハーバリウム、リース、ボタニカルキャンドル、ボタニカルランタンなどのキャンドルを通じて日々のくらしに花の彩をお届けできますように・・・と願いながら制作するとともにレッスンを行っています。
実体験から見えてきたこと
初めは、紹介文に冒頭の文言「zelkova’s aroma gardenは千葉県八千代市にある」を入れていませんでした。ですがホームページを公開後、検索エンジンで「zelkova’s aroma garden」と調べると、「タグラインと紹介文」がホームページ名の真下に出ていることが分かったんです。これは重要!!と伝えたいことが、この部分に凝縮されるよう紹介文を再考しました。
プロフィールをまとめる
既製品とは違い、ハンドメイド作品の良いところは作り手の人となりがわかること。実際にハンドメイドサイトなどでお買い物をするときに、自己紹介・ブランドを立ち上げた経緯・ブランドやサービスへの想いなど、作り手のことを知っていただけることも嬉しいですよね。
SNS、ネットショップなどを連携する
SNS、ネットショップなどへの動線づくりができるのもホームページの良い所。minne、Creemaなどのハンドメイドマーケットプレイスや、BASE、STORES、ShopifyなどのECショップサービスにてネットショップを運営している場合は、ぜひリンクを貼りましょう。
※ペライチは決済機能がついたホームページのためネットショップの機能を兼ねることもできます
お客様の声を入れる
商品やサービスへの安心感がうまれる「お客様の声」。ネットショップに寄せられたレビューを引用する他、SNSなどに寄せられた声を載せるのも良いですよね。
実体験から見えてきたこと
お客様からインスタグラムDMにいただいたメッセージを入れる他(お客様のご承諾をいただいたうえで)、お客様からお声を頂戴して作成しました。
また作成する上で気を付けたことは見やすいレイアウトにすること。
ペライチではPIXTAから画像を購入して使用できるんです(フリープランは1枚220円、有料プランは1枚176円)。画像を入れると、文字のみのレイアウトのときと比べ、読みやすさが格段に上がりました。
Q&Aを入れる
お客様から頻繁にご質問いただくことや、注意事項として予め伝えたいことを入れられます。Q&Aは必須のコンテンツではないため、入れるかどうか全体のコンテンツのボリュームと相談して決めるのがおすすめです。
個人情報をどこまで開示するかを決める
「氏名」「住所」「アクセス方法」など、活動内容やコンテンツにあわせて個人情報を記載する必要が出てきます。どういった情報を載せるべきなのか、どこまでだったら個人情報を載せて大丈夫か。一人で決めるのではなく家族の意見も聞きながら相談して決められると良いですね。
実体験から見えてきたこと
筆者自身、個人情報をどこまで入れるかは沢山考え、家族と相談して決めました。その結果、連絡先に電話番号ではなく、公式ラインとメールアドレスを入れ、氏名は下の名前をローマ字で入れるに至りました。
申し込みフォーム・問い合わせフォーム
公式ラインやメールアドレスの他、申込フォームや問い合わせフォームを載せる方法もあります。フォームを用意することでお客様の記入漏れを防げる利点があります。お問い合わせフォームを用意する際は「個人情報保護方針への同意」を記載するか否かについても考えていきましょう。
SEO対策をする
「ホームページ作成ツールを選ぶ」の箇所で触れたSEO対策。ペライチはテンプレート内の項目を入力していくだけで基本的な対策が完成します。このSEO対策は有料プランのライトプランだけではなく、フリープランにもついています!ひとつひとつ入力していくと「リスト達成率」に反映され、ホームページのSEO対策の進捗状況を知ることができます。
[SEO対策とは]
検索エンジンで検索したときにウェブサイトが上位表示されるようにするための対策のこと。ウェブサイトが上位表示されることで露出が増え、ユーザーの訪問数を増やすために行われます。SEOはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。
実体験から見えてきたこと
実際にSEO対策をしたホームページ作成してみて、検索エンジンの上位にホームページが表示されるようになるまでには「ページ名」「ページの説明文」が大切だと感じました。
また筆者の実体験としては「タグラインと紹介文を入れる」にてご紹介したようにホームページの一番上に持ってくる文章も重要でした。
どんな単語で検索エンジンにひっかかってほしいのか。ひっかかる場合は1番目に表示されているのか。ひっかかるけれども2ページ目以降で追加対策が必要か。単語や文章を考えては入力保存して、その後複数の検索エンジンでワード検索を行う。この作業を繰り返して、欲しい結果が得られるよう工夫しました。
プレビューと動作確認
完成した後、ホームページを公開する前に必ずプレビューで確認する必要があります。全体の構成、見やすさ、文字の校正、リンクが正しく貼られているかなど動作確認を含め1つ1つ確認しましょう。
ペライチには下記画像のようにパソコン、タブレット、スマートフォンと複数のメディアでのプレビューを見ることができるため、全種類確認しましょう。改行や文字送りなど読みにくい箇所がある際は、その都度修正して、読みやすく伝わるホームページを心がけると良いですよね。
第三者にホームページを見てもらう
第三者にホームページを見てもらい客観的意見をもらうことでさらに磨きがかかります。記事の中でご紹介した、かんたん本格ホームページ作成ツール「ペライチ」には、フリープランの方も利用できる個別無料サポート(60分×3回)があります。
無料サポートでは、ホームページの作り方や機能の使い方、内容面についてもアドバイスしてもらえます。他にも、家族や先輩作家さんに見てもらうことで得る気付きも多くあります。公開前に必ず第三者に見てもらい伝えたいイメージとメッセージが伝わるホームページにしていきましょう。
プラン選び
初めはフリープランでホームページを作成した筆者ですが、現在はフリープランの1つ上のプランにあたるライトプラン(有料)に契約変更しています。
理由は2つあり、1つ目はフリープランは累計10,000PVまで公開され、その後非公開になること。2つ目は独自ドメインをショップカードに載せたかったことです。
[フリープランのドメイン(URL)] https://zelkova-aroma-garden.hp.peraichi.com
[ライトプラン(有料)のドメイン(URL)] https://zelkova-aroma-garden.com
どのプランが良いかは、ご自身の使用目的にあわせて選んでいくと良いと思っています。そしてフリープランから有料プランに変更したいときは、変更手続きをする前にペライチによる個別無料サポート(60分×3回)を受けることをお勧めします。「フリープランのときに使っていたドメインを今後どうしたら良いか」など疑問に思うことを相談すると、アドバイスしてもらえて安心ですよ。
まとめ
今回は、かんたん本格ホームページ作成ツール「ペライチ」の作成から公開までの手順をご紹介しました。
ペライチでは、思った以上に簡単に、本格的なホームページを作ることができました。
公開後にSNSで紹介したところ、たくさんの方からお褒めの言葉をいただくこともできました。
これからも引き続き、ホームページをメンテナンスしてより良いものに育てていきたいと思います。
デシリィでは、IT初心者さんがペライチでホームページを作成するための動画講座もご用意しています。
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