どう考える？ラッピングや梱包にかかる費用

梱包って意外とお金がかかってる！

 

ラッピングが可愛いと商品を開けるときに「わぁ可愛い」と、心がときめくもの。その瞬間を思い浮かべると、ついつい可愛い梱包をしたくなるものですよね。ですが1つ1つの梱包資材の単価は少額なようでも、合計するとかなりの費用になることも。
今回は梱包費用の考え方について、現役ハンドメイド作家の実例を交えながらご紹介していきます。

 

大切なポイント4つ

1.  梱包費を把握しよう

商品を作る時、必ず材料費を計算しますよね。材料費を計算するのと同じように、梱包費も把握しましょう。
実例としてキャンドルを梱包したときに、かかっている費用を紹介しますね。

例） zelkova’s aroma garden yukoがキャンドル梱包するとき
小箱…110円
OPP袋…11円
シール…2円
リボン…10円
薄紙…12円
ショップカード…5円
取扱説明書…5円
ダンボール箱…70円

合計…225円（ここにガムテープ・緩衝材代と作業時間が加算されます）

梱包にかかる費用には、梱包材の費用に加え作業時間も入ります。作品の販売価格に対して梱包費が高すぎる場合は、梱包資材の見直しも必要です。使う梱包資材を変更したり、仕入れ先を変えることで経費削減につながることもありますよ。

2.  梱包費を原価に入れよう

梱包費は、材料費と同じく原価の一部です。原価の中に梱包費も入れて計算しましょう。

原価（材料費＋人件費＋梱包費）＋販売手数料（ある場合のみ）＋利益＝販売価格

3.  梱包費を送料に入れることも検討しよう

梱包費を商品代に入れるほか、送料に入れる方法もあります。送料に梱包費を入れているハンドメイド作家さんもいますので、下記にご紹介しますね。

 

 

4.  有料ラッピングを検討しよう

お誕生日、母の日など、ギフトとしてハンドメイド品を購入されるお客様も多いいですよね。ギフトBOXや、ギフトカード、ギフト袋と、ギフト包装をするときは、有料ラッピング代を別途設定するといいですね。その際は、商品写真欄に「無料ラッピング例の写真」と「有料ラッピング例の写真」を入れましょう。何が違うかを説明したうえで、オプションとして有料ラッピングを提示すると良いですよ。

 

最後に

梱包費用は計算して把握しましょう。おまけとして考えるのではなく、原価として考えましょう。そのうえで、商品代金に入れるのか、送料に入れるのか、有料ラッピングをもうけるのか検討していきましょう。

例）商品代金3000円、宅急便送料（梱包代込）900円、有料ラッピングの場合は別途200円

送料に梱包費を入れたら、お客様の負担が増えないか悩みますよね。そんなときは、各運送会社の割引サービスを利用することも考えましょう。
詳細は過去記事「作品に合わせた発送方法の選び方」をご参照ください。

今回は「ラッピングや梱包にかかる費用の考え方」についてご紹介しましたが、「梱包」については、梱包資材選び、安心安全な梱包方法、魅力的なラッピングなど、考えることが多く「これで本当に大丈夫なのかな」と悩むこともありますよね。

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zelkova’s aroma garden yuko

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