夏場のUVレジンの取り扱い

夏場のUVレジンの 取り扱い 作家活動のヒント

レジンにも季節は関係ある?

レジン作品は暑さや紫外線に弱いのかな?

夏場の制作で気を付けることはあるのかな?

 

「夏と高温多湿から花材をまもろう!」についての記事、お読みいただけましたか?

今回は続編としてレジン作品についてクロースアップしていきますね。

 

レジンの種類

レジン作品の制作に使用するレジン液。
レジン液にはUVレジンエキポシレジンの2種類があります。UVレジンは紫外線をあてると固まる液体樹脂、エキポシレジンは「主剤」と「硬化剤」2つの液を混ぜ合わせることで固まる液体樹脂のことです。

 

夏場のUVレジンの扱い

今回はUVレジンの保管・作品制作について、レジンアクセサリー作家であるhandmade accessory uhuhu レジンアクセサリー作家 nanaさんに お話を伺いましたので、ご紹介いたしますね。

レジン液の保管

UVレジン液は未硬化・硬化後ともに熱と紫外線に弱い特性をもちます。そのため、高温になる場所と紫外線をさけて保管することをおすすめします。

作品制作

夏場は気温が高いため、レジン液がとても緩く(サラサラ感がある)、冬場と比べてプックリ盛ることが難しくなります。横に流れ出ることが多くなりますので、何層にも分けて少しずつ盛るようにすると失敗しにくくなります。
またサラサラで使いにくい時は室温を下げて作業をしたり、保冷剤などをレジン液のボトルに当てたりすることでサラサラ感が緩和されます。

反対に夏場は気泡の抜けが早いというメリットもあります。モールドを使った作品などは夏場の方が作りやすく、締麗に仕上げることが出来ます。ですが仕上げのコーティングは流れやすいので注意が必要です。

作品の保管

レジン作品は直射日光と紫外線、高温に弱いです。お客様にお渡しする時は取扱いの注意書きを一緒に入れています。

 

レジンに花材を使用するときの注意点

ドライフラワー、プリザーブドフラワー、押し花ともに湿気は劣化・褪色を早めます。湿気を含んだ状態のお花をレジンに閉じ込めてしまうと、作品の劣化が大変早くなります。
花材を保管するときはしっかりと湿度管理をしましょう。制作時も湿度管理された部屋で作業しましょう。

適切な湿度や、おすすめ除湿機などについて、前編にてご紹介しています。あわせてお読みくださいね。

 

夏場に気をつけたい資材は他にもある!

キャンドルもまた夏場に注意が必要なハンドメイド品です。こちらについては別の記事にて詳しくご紹介していますので、お読みくださいね。

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