どうやって決める?ハンドメイド作家の「ブランド名」

どうやって決める?ハンドメイド作家のブランド名 インタビュー

ブランド名を決めよう

ハンドメイドを始めるにあたって決めることの一つに「ブランド名」があります。
ブランド名は、ブランドとコンセプトの象徴でもあり、SNS、ショップ、カタログ、ラッピングと、多様なシーンで使う大切な存在です。

今回は、そんな「ブランド名」をつけるにあたって大切な3つのポイントと具体的な注意すべき6つポイントについてまとめました。
そしてベテランの作家さんはどんな想いを持ってブランド名を決めたのか、ハンドメイドの弟子入りサービス「デシリィ Decily」で活躍されるししょうさんたちへのインタビューも交えて具体的にご紹介します!

他の作家さんがどんな想いを込めてブランド名を決められたのか、それを知るだけでも多くの気づきがあります。
すでにブランド名をお持ちの方にも、これから作られる方にも、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

 

大切な3つのポイント

  1. ブランドイメージとあっていること
  2. 読みやすいこと
  3. 覚えやすい(親しみやすい)こと

ブランドイメージと合っていること

まずは自分の思い描くブランドのイメージと合っているかどうかがとても大切です。
つまり、これからどんなブランドにしていきたいか、どんなコンセプトで活動していきたいかをしっかり考える必要がありますね。

読みやすいこと

誰にでも読みやすい名前にすると、次にあげる「覚えやすい」にもつながります。
外国語の単語などでどう読むのかがわかりにくい場合は読み仮名を添えて表記してもいいですね。

覚えやすい(親しみやすい)こと

最後に、覚えやすさも大切です。
「気になっていたあのブランドでお買い物したい」「前に購入したブランドでリピートしたい」とお客様に思っていただけても、覚えてもらっていなければ検索されることもありません。
たくさんの人に簡単に覚えてもらえるブランド名だと口コミで広まることも期待できますね。

 

先輩作家さんのブランド名にこめた想い -パート1-

【Poleczka】アクセサリー作家・SNS集客コンサルタント maiさん

maiししょう
mai

「Poleczka」は「ポルカ舞曲を踊りましょう」といったポーランド語です。メイン商材のチェコガラスが作られているチェコから世界に広がったポルカ舞曲のように、皆んなに愛されココロオドル毎日の相棒的存在でありたいと思い名付けました。

 

ライフスタイルが多く変わる女性が楽しい時、大変な時、どんな時でも自由に心地よく、ありのままの自分でいられる瞬間を楽しめるようにとの想いもギュッと込めました♡

【Favori candle】キャンドルとSNS集客の先生 MIHOさん

MIHOししょう
MIHOししょう

「Favori」はフランス語で「お気に入り」という意味です。お教室に来てくださる方にとって「お気に入りの時間、場所」、そして作られた作品が「お気に入り」になったらいいなったという想いを込めて名付けました。

 

女性は自分だけではなく、環境やライフステージよって影響受けることが多く、私自身、そこから抜け出せたのはキャンドルに出会って、一目惚れしたことから始まります。

 

キャンドルに出会い、お教室に出会い、私自身が自分のことが大切にできるようになったように、お教室を持ちたいと思ったときに、お教室が女性にとって「お気に入り」の居場所になったら、心が満たされ、また頑張ろうってリセットできるような場所になったらいいなと想い、その気持ちを込めました。

【&Candle】キャンドルの先生&キャンドル作家 andyukoさん

andyukoししょう
andyuko

沢山のご縁を繋ぎ、幸せが広がっていく、そんなキャンドルブランドでありたい。
皆さんの元で豊かな時間を紡ぎ出せますように、
キャンドルで繋がる幸せと言う意味を込めて&Candleと名付けました。
無限に広がる可能性をandにこめて♡

 

キャンドルを手にしたときからはじまる豊かな時間は、灯すことはもちろんキャンドルを作る時間や、
どこに飾ろうかなぁと考えているとき、大切なひとにプレゼントするとき、プレゼントしてもらったとき、キャンドルの魅力を伝えているときも、沢山のわくわくと、ときめきが詰まっていると感じています。

 

それぞれのもとで生まれた豊かさはきっとまた幸せに繋がっていく。
そう信じて、これからも沢山の魅力を伝えていけたらと想い、その想いが、この屋号にぎゅっと詰まっています。

 

注意すべき6つのポイント

  1. 12文字以内にしよう 
  2. 特殊記号は登録サイトによっては、登録できないことがあることを覚えておこう
  3. 他言語で、自分がつけたいと思っているブランド名にマイナスの意味がないか調べてみよう
  4. ブランドネームの候補は、ネットやハンドメイドサイト等の関連サイトで検索し、使っている方がいないか確認しよう
  5. 商標登録されていないかを確認しよう(商標はこちらで検索できます→J-PlatPat)
  6. 思っているのと違う印象を受ける方がいる可能性もあるため、家族や友人、周りの作家さんの意見を聞いてみよう

細かいように思えますが、実は重要なポイントです。
例えばブランド名が12文字を超えると、とあるハンドメイド関連サイトでは、ユーザー名登録、URL登録ができません(筆者のブランド名「zelkova’s aroma garden」は登録できず困った経験があります…)。
一旦認知されると後から変更するのが難しいブランド名。しっかり注意して考えたいですね!

 

先輩作家さんのブランド名にこめた想い -パート2-

【CandleBARO】 キャンドル作家 若葉さん

若葉ししょう
若葉

本名が「若葉」という名前なので、「わかば」の「ば」と「ろうそく」の「ろ」を組み合わせて「バロ(BARO)」と名付けました。

「若葉」らしい、自分らしい作品を作り続けていきたいという思いから名付けました!

 

短い響きで他のブランドとかぶることが無く、覚えやすいものにしました。

【uhuhu】 ハンドメイドアクセサリー nanaさん

nanaししょう
nana

「ウフフ」という屋号、実は笑い声を表している訳ではないのです。

屋号を付けようと考え始めた頃「あなたのマヤネームは?」というサイトに出会い、生年月日から出したマヤネームが「ウフフ・イミシュ」という名前でした。

 

「私が作っています」という気持ちを込めて自分の名前を屋号にしたかったので、響きが可愛い「ウフフ」を屋号にしました。 表記が「ufufu」ではなく「uhuhu」としたのは、fを用いた方が笑い声っぽく見える気がしたこと、他に「ufufu」という屋号の作家様をお見かけしたことがあったこと…が大きな理由です。

 

また「uhuhu」の表記にする方が、筆記体でも文字の雰囲気が変わりにくかったことも理由の一つです。

もちろん、お手に取ってくださった皆様が「ウフフ🤭」となってくだされば…という思いもあります! が、それは後付けで出来た理由です(笑)

【zelkova’s aroma garden】 ドライフラワー作家 yukoさん

yukoししょう
yuko

「zelkova」 は英語でケヤキという意味で、大きく枝を広げて育つ落葉高木です。風に揺れる葉の音と、木の香り。

夏は生き物を暑さから守り、秋は落ち葉となりふかふかな土へとかわってゆく。

 

そんな姿が幼いころから大好きで、ブランド名を考えるときに、真っ先に思い浮かんだのが「zelkova」でした。

 

「青々としたケヤキの葉が太陽の陽をうけて煌めく中、草花がそよそよと風にそよぎながら咲く」、そんな情景が思い浮かぶような、花の彩と、草木の香りをお届けできたらと、そんな気持ちを込めて「zelkova’s aroma garden」と名づけました。

 

最後に・・・

ブランドコンセプトと想いを好きな言葉にのせる。自分らしさを大切に新しい言葉を創り出す。
どのししょうさんのブランド名も想いがあふれていて、その想いに触れることができたことに幸せを感じました。
同時に記憶に残ることや覚えやすことも大切で、短く、きゅっとした言葉にすることも大切だということをあらためて感じました。

今後もインタビューを交えながら、ハンドメイドのお役立て情報や、ししょうさんの想い、いまをお届けしていけたらと思っています。
楽しみにしていただけるようなブログにしていけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

zelkova’s aroma garden

 

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