ロゴを作る時に気にしたい5つのこと
1 ブランド名
ブランド名とロゴを一緒に考え始める方もいらっしゃいますよね。
ブランド名を持っていない方は、まずブランド名を決めましょう。
ブランド名を決めるにあたり大切なポイントを3つご紹介します。さらに詳しくはハンドメイドの「ブランド名」の決め方 | DecilyNote デシリィノート ご紹介していますので、あわせてお読みくださいね。
ブランドイメージとあっているか
自分の思い描くブランドのイメージと合っているかが大切です。どんなブランドにしていきたいか、どんなコンセプトで活動していきたいかをしっかり考える必要があります。
読みやすいか
誰にでも読みやすい名前にすると、「覚えやすい」にもつながります。
覚えやすい(親しみやすい)か
「あのブランドでお買い物したい」とお客様に思っていただけても、覚えてもらえないと検索していただけないですよね。 沢山の人に簡単に覚えてもらえるブランド名だと口コミで広まることも期待できます。
2 ブランドに込める思い、世界観
想いや世界観によって、使用するフォントやイラストも大きく変わってきます。特にイラストレーター、デザイナーに依頼するときは、具体的に言語化して伝えることが大切です。
また、ブランドの世界観を表現するロゴがあることで、ロゴがついたタグを作品に添えたとき、ラッピングにさりげなくロゴがあしらわれているときなど、作品の世界観を引き立てていくこともできます。
3 ロゴのカラー
例えば背景色でブランドカラーを表現したり、カラフルにするか、モノクロにするかで印象も変わってきます。
4 ロゴを使用するシチュエーション
どんな場面で使いたいのかをできるだけ深堀りして考えることで、使い勝手の良いロゴ像を具体化することができます。
例えば、小さなアイコンにした時に文字が読みづらくなってしまったり、布製品に印刷したい時などは複雑なロゴは適さない…などの制限が生じることもあります。
ロゴを使用する場面の一例を下記にご紹介しますね。
1.販促資材① ソーシャルメディア
SNS、LINE公式アカウント、ハンドメイドサイトのアイコン。ホームページのヘッダーなど
2.販促資材② 印刷物
正方形のショップカード。A4サイズのチラシ。イベント用のぼり旗・・・など
3.ラッピング・パッケージ
商品を入れる箱。ハーバリウムにつけるタグ。キャンドルにつける帯。アクセサリーをつける台紙。リースにつける幅広リボン。ラッピングに使う幅細リボン、はんこ、エンボッサー・・・など
5 似たロゴがないかチェックする
素敵なロゴを作っても、同じようなロゴを使っているブランドが他にもないか、つまり自分のロゴが他のブランドと被ってしまわないかをチェックすることが大切です。
どこかで見たようなロゴになってしまうと、そちらのブランドイメージや世界観に引っ張られてしまうこともあります。
特に商標登録されているロゴと酷似してしまうと法的措置を取られることもあるので注意が必要です。
「Google画像検索」「Toreru商標検索」などを使って、類似のロゴがないかチェックしておきましょう。
作家さんにインタビュー
プリザーブドフラワー作家 miimriimさん
ブランド名について
ブランド名「miimriim」はミーマリーマと読みます。ハンドメイドを仕事にしようと決めたとき、支えてくれる家族に感謝して家族のイニシャル「m.m.m.r」と、私の名前は「まみ」から作ったブランド名です。
ロゴについて
デザイナーさんに依頼。一目でお花関連のブランドとわかるようにリースモチーフにしました。miimriimのコンセプトと雰囲気とあわせた「おしゃれかわいい」デザインになっています。
キービジュアルについて
イラストレーターさんに依頼。キービジュアルとして「わたしがお花に魔法をかけた様子」を描いていただきました。「お花を通じてたくさんの方々が笑顔になっていただけたら」という願いも込めています。
ロゴ・キービジュアルを考えるにあたり一番大切にしたこと
雰囲気を大切にしました。miimriimブランドと作品が持つ雰囲気、そして私自身の雰囲気。
親交があって信頼があるデザイナーさんとイラストレーターさんに依頼することで、そうした雰囲気を形にしていただくことができました。
想いを表現して伝える
作家が届けたい想いがロゴを通じて沢山の方々に伝わっていく。
ロゴにはブランディングとしての役割を越えて、そうした力があるように感じます。そしてロゴを持つことは「ハンドメイド作家としての覚悟」のようなものも入り交じり、ブランド力、商品力を高めることに繋がっていくと思っています。
この度ご紹介したように、ロゴ制作には、ブランド名を決めること、ブランド全体の世界観や方向性を具体的に言語化していくことなど、沢山の工程があります。
「ブランド名を考えているけれどアドバイスがほしいな」、「ロゴを一人で決めるのは少し不安だな」など立ち止まって考えることがありましたら、どうぞ「デシリィ Decily」にご相談ください。
「デシリィ Decily」ではベテラン作家さんが現役ならではの経験から、お一人お一人の悩みや描く将来に向かって日々とともに伴走しています。詳細につきましては、ぜひ下記をご覧くださいね。
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