わたしにあったハンドメイドレッスン選び

わたしにあったハンドメイドレッスン選び 作家活動のヒント

魅力的なレッスンがいっぱいの世の中

いろんなレッスン情報があって、どれにしたら良いか迷っちゃう…

学びたいけれど近くに教室がなくて、踏み出せない…

情報が多くて何を選んだらよいか悩むこと。反対に学びの機会が少なくて悩むこと。そんなことはないでしょうか。今回は「わたしにあった学び」をテーマに掘りさげていきます。

また現役ハンドメイド作家さんである&Candleキャンドルの先生&キャンドル作家 andyukoさんがハンドメイドを始めたときに、どのようにして学ばれたかについてもご紹介します。
andyukoさんは現役作家の活動を行いながら、ハンドメイドの弟子入りサービス「デシリィ Decily」にて「ししょう」としても活躍中のベテラン作家さんです。

そして筆者zelkova’s aroma garden ドライフラワー作家 yukoの学びについても紹介しています。あわせてお読みいただけると嬉しいです。

 

「つくりかた」を学ぶレッスン3タイプ

  1. 対面レッスン
  2. オンラインレッスン
  3. 動画レッスン

対面レッスン

対面レッスンは、作家さんに会って学ぶレッスンです。憧れの作家さんに会えること。アトリエの中で学べることが大きな魅力です。「加減、頃合い」を体で感じながら教わることができ、作品の手直しをしてもらえることも、嬉しいポイントです。
中には、作り方のテキストや仕入先を教えてもらえるレッスンもあります。事前にリサーチしてみましょう。

※ワークショップも対面ではありますが、作り方を学ぶというよりは「体験レッスン」に近いイメージです。制作のジャンルを広げたり、学びのきっかけにするにはちょうど良いでしょう。

オンラインレッスン

対面レッスンを遠方の人でも受けられるように工夫されたレッスン。ビデオ通話で教える側と、教わる側が繋がって行われます。講師の手元をカメラで映しながら進めていき、わからないことをリアルタイムで聞くことができます。遠くて通うのが難しい教室にも、オンラインでアクセスし、どこにいても学べることが魅力です。

動画レッスン

あらかじめ録画された制作動画を好きな時間に視聴しながら制作できるレッスンです。無料タイプと、有料タイプがあります。無料タイプはオーソドックスな作品の作り方を学べるものが多く、有料タイプは無料タイプにはない珍しい作品の作り方を学べたり、材料がキットとしてついているものが多いです。作家さんにメッセージして質問ができるサービス付きレッスンもあります。こちらも事前にリサーチしましょう。

 

レッスン選びで大切な3つのポイント

対面・オンライン・動画のどのレッスンでも、作り方が学べる点は共通しています。
自分のライフスタイルやレッスン内容に合わせて選び、いろいろなレッスンを試してみることをオススメします。
しかし、レッスンに参加する前に下記のような点に注意して後悔のないようにしておきましょう。

レッスン内容が「商業利用」できるのか

レッスンによって「商業利用可」のものと「商業利用不可のもの」があります。そのレッスンで学んだ作品を販売したり、同じ内容でレッスンをすることができるのかどうかということです。
「商業利用可」のものでも「販売」、「ワークショップ」、「講師活動」と各々規定が設けられている場合があり、事前確認が大切です。

 自分で復習できるか

対面・オンラインレッスンは材料やテキストが付属していることが多いです。とても嬉しいサービスですが、次に同じものを作ろうとした時に材料をどうやって手に入れたら良いのかわからず途方に暮れることもあります。学んだ内容を自分で復習することができるのか材料の入手先も教えてもらえるのかなども大切になります。

「何を学びたいのか」を明確に

「このレッスンを受講すれば何か売れるものが作れるようになるだろう」という受け身の姿勢では、せっかく学んだことも未消化のまま終わってしまいます。
これではもったいないので「この技術を体得して〇〇が作れるようになりたい」「先生の色使いを感じて、自分にない感性を身につけたい」など具体的な目標を立ててのぞむことが大切です。

またレッスン後は必ず繰り返し復習して、失敗も成功もノートに書き留めていきましょう。復習しながら分からないことが出てきたときは、先生に聞いてみるのも良いかもしれません。

具体的な目標を持って学ぶこと繰り返し復習することで、私らしい作品にまた一歩近づけていきましょう。

 

今、注目の「メンタリング」

近年、このハンドメイド業界にも「メンター」や「メンタリング」という言葉が浸透してきています。

メンタリングは、企業や学校教育において取り入れられている人材育成方法です。先輩や上司が仕事やキャリアの手本となって後輩にアドバイスしたり、悩みを聞くなどして寄り添い、伴走してサポートする仕組みです。

 

ハンドメイド作家のための新しいメンタリングサービス「デシリィ Decily」は、経験豊かなベテラン作家さんが「ししょう(メンター)」として、作家さん・初心者さんのお一人一人の不安や悩みに寄り添いメンタリングしています。
「作り方」や「仕入れの方法」を学べたり「作品の添削」をしてもらえるとともに、「販売」や「集客」などのお悩みにもベテラン現役作家ならではの目線でアドバイスしてもらえます。
このように「デシリィ」は、各種レッスンとコンサルティングの両面を持ち、さらに一対一で後輩作家さんに寄り添うサービスです。
目的・悩みにあわせた「ししょう選び」の無料相談サービスもあります。

 

現役作家さんの「学び」

【&Candle】 キャンドルの先生&キャンドル作家 andyukoさん

andyuko
andyuko

いまはInstagram等で探しやすいですが、私が一番はじめにキャンドル教室に通ったときは、お稽古ごとのサイト等で好みのお教室を探しました。その頃は、まだインスタユーザーが少ない頃で情報も限られていましたが、いまは探しやすく、自分の世界を広げやすい時代になったなって思います。

こうして学んだキャンドルの技術を制作や、お教室、販売につなげていくときには、自分の中の「キャッチする力」を大切にしています。

トレンドだったり、ショッピングを通じてだったり、お客様の声だったり、自分自身の気持ちだったり。そうしてキャッチしていくことは、新しい学びにも繋がり、とても大切なことだと感じています。

 

【zelkova’s aroma garden】 ドライフラワー作家 yuko

yuko
yuko

ハーバリウムに魅了され、花材を探しにお店に行くと、一目でわかる傷んだドライフラワーを目にして。そこでドライフラワーになる草木花を探し育ててドライづくり学びから始め、ネット検索や、国内外のインスタ・無料動画、書籍やオンラインを通じて学んできました。

またハーバリウムとキャンドルは対面、オンライン、書籍で学んでいて、キャンドルは動画レッスンも豊富なので、そちらも受講しています。

制作面ではありませんが、会社員時代に、マーケティング、販売促進、ブランディングに携わっていた経験が大きな学びで、コンセプトを考えるときや、アウトプットしていくときに助けられています。

 

最後に・・・

ここ数年で、お教室、動画レッスン、オンラインレッスンが増え、学ぶ機会がぐんと増えました。今回は「わたしにあったレッスン選びのポイント」として、技術・制作的なことを学ぶ3種類のレッスンを中心にご紹介しました。技術・制作面の他にも大切なエッセンスがあります。そちらについては、次回クローズアップしていきますね。

zelkova’s aroma garden

 

 



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