【保存版】ハンドメイド販売を始めたい初心者向けガイド

作家活動のヒント

ハンドメイドをはじめたいけれど大丈夫?

ハンドメイドは簡単にお小遣い稼ぎできるって聞いたけれど本当?

作るのが好きっていう気持ちだけでは販売できない?

 

ハンドメイドの世界をのぞいてみよう

ハンドメイド販売は、「誰にでもできそう」に見えるかもしれません。でも実際は、ただ作るだけでなく、写真・文章・発信・梱包・・・などたくさんの小さな作業と学びの積み重ねが必要です。

それでも「自分の世界を、誰かに届けたい」
そんな気持ちが芽生えたあなたなら、きっと大丈夫。今回の記事ではハンドメイド販売に興味を持った初心者さんに向けて、安心して始められるための準備や考え方をお届けします。自分らしく長く続けられる一歩になりますように。

 

ハンドメイド販売の始め方とは?

販売とは「誰かの手元に価値を届ける」ということです。
好きで作っているものが誰かを喜ばせる「商品」になるという意識を持つことが最初の第一歩です。

誰に届けたいかを考える

どんなに素敵な作品でも、「ただ作っただけ」では誰にも届きません。「誰に届けたいか」を考えることで、作品のデザインや発信の方向性がグッと明確になります。

例えば具体的な人物像を想像してみてください。その人がどんな暮らしをしているのか、どんな悩みを持っているのかを考えることで、作品に込める想いや、どんな写真・言葉で届けたら良いかが見えてきます。
「自分の好き」と「誰かの求めるもの」の重なりを見つけること。それが販売のはじまりです。

<誰に届けるかの例>

  • 忙しい毎日に癒しを求めている女性
  • ナチュラルでやさしい暮らしを大切にしている人
  • 赤ちゃんがいる家庭で安心して飾れる雑貨を探しているママ

 

経過観察、耐久性・強度・安全性の確認を行う

「品質のよい商品販売」のためには、作った作品をすぐに販売せず、様々な確認や検証を行いましょう。下記に例をいくつかご紹介します。

商品の品質面の確認例

  • ドライフラワー:正しく乾燥できているか(朽ちていないか)を確認
  • キャンドル:燃焼実験を最後まで行い安全性を確認
  • ジェスモナイト:高い所から落としてみて強度の確認
  • アクセサリー:身につけたときに痛い所がないか確認

発送における梱包面の確認例

  • 梱包して振ったり落としたりして強度を確認する
  • 家族や友人の他、モニターを募って発送して様子を伝えてもらう
  • 発送に向かない時期があるか検証(夏場の発送に不向きな商品例:一部のキャンドル、固まるハーバリウム)

 

写真の撮り方と見せ方を工夫する

SNS投稿とネット販売において、写真は「第一印象」そのもの。どんなに素敵な作品でも、写真で魅力が伝わらなければスルーされてしまいます。反対に写真が魅力的だと「欲しい」と思ってもらえる大きなきっかけになります。

撮影の際のポイント

  1. 明るく柔らかい自然光(9時~14時)で撮影 ※電気は消す
  2. ピントがあっているか
  3. 商品が傾いていないか
  4. 影が強すぎないか
  5. コントラストが強すぎないか
  6. 白飛びしていないか
  7. 背景に生活感が写り込んでいないか
  8. 生活感が映り込む場合は白い布やボードなどを背景に使用
  9. いろんな角度から撮る

<いろんな角度の例>

  • 全体がわかる引きの写真
  • 素材や質感がわかる寄りの写真
  • 使用イメージが伝わるシーン写真(着用例・置き画など)

背景シートの使用例

使用イメージが分かる撮影例

 

価格設定の考え方

「この価格で買ってもらえるかな…?」と悩むのは、誰もが通る道。でも安さだけが正解ではありませんし作品価値を下げることにも繋がります。自分の作品の価値を見つめ、納得できる価格をつけていきましょう。

 

[価格設定の基本式]原価(材料費+人件費+梱包費)+販売手数料(ある場合のみ)+利益=販売価格

基本式にあてはめて販売価格を計算したのちは、同ジャンルの価格帯を調べてみるのも1つの方法です。ですが薄利で販売されている商品もあり、その場合は参考にならないことも念頭に置いてください。

 

高く感じられないか不安…

初心者のうちは、価格に自信が持てず不安になることもありますよね。そんなときは次のような「限定価格」の設定がおすすめです。

  • モニター価格での販売

→「感想をいただける方限定」など、条件つきで提供

  • 期間限定価格

→「販売スタート記念」「◯月末まで」など期間を区切って

  • 早割価格

→「先着◯名様限定」でお得に提供

 

価格=あなたの作品への信頼の証

価格は、作品の「価値・世界観・想い」を表す大切な要素です。安ければ売れるわけではありません。むしろ、適正価格をつけることで「しっかり丁寧に作られているんだな」と信頼してもらえることもあります。

 

どこで売る?販売場所の特徴と選び方

作品が完成したら、次に考えたいのは「どこで、どう届けるか」
自分の世界観やスタイルに合った販売場所を選ぶことは、作品を大切に受け取ってくれる方と出会うために大切なことです。

販売方法は大きく分けて、以下の3つ。それぞれの特徴と、自分に合った選び方のヒントをご紹介します。「どう届けるか」は、「誰に届けたいか」にもつながっています
はじめから販売場所をひとつに絞らず、いくつか試してみながら、自分に合ったスタイルを見つけいってくださいね。

 

オンライン販売

スマートフォンひとつで、全国の方に作品を届けられる方法です。写真や文章で世界観を伝えられるのが魅力です。

<この販売方法の魅力>

  • おうちで制作から販売まで完結できる
  • 言葉や写真で想いを伝えられる
  • 忙しい方や遠方の方にも届けられる

<気をつけたいこと>

  • 写真の撮り方や商品説明に工夫が必要
  • 破損なく届けるため発送方法・丁寧な梱包
  • 他の作家さんとの差別化を意識

 

対面販売(イベント・マルシェなど)

実際に手に取ってもらい、直接お客様とやりとりができるのが魅力です。リアルな反応から学ぶことも多く、作家としての経験値も深まります。

<この販売方法の魅力>

  • お客様の反応に直接触れることができる
  • 作品の質感や色味を実際に見てもらえる
  • 地域とのつながりを大切にできる

<気をつけたいこと>

  • ディスプレイや什器の準備が必要
  • イベントの雰囲気や客層を事前に調べる
  • 屋外イベントは天候の影響もある

テントや机、什器を準備してディスプレイ

 

委託販売

雑貨店やカフェの一角、商業施設のポップアップに商品を預けて販売してもらうスタイル。最近では、店舗を持たないインスタライブやオンライン企画での委託販売も増えています。

<この販売方法の魅力>

  • 作家本人が接客しなくても、作品を多くの人の目に触れさせる機会になる
  • 新たな層(自分のフォロワー以外)に作品を届けられる可能性がある
  • 無店舗型の委託では、ライブ販売などを通じて広範囲のお客様に届けられる

<気をつけたいこと>

  • 委託料や売上げ手数料を事前に確認する
  • 納品ルールを事前に確認する
  • お客様の反応を直接見る機会が少ない

 

何が必要?販売に向けた準備

いざ販売を始めようと思っても、「何が必要なの?」と戸惑うことも。作品づくり以外に必要なものを、ひとつずつ整理して準備していきましょう。

例えばイベント出店するときは、下記に加えて屋外テント、テーブル、看板、ロゴ入りテーブルクロス、ディスプレイ什器、金庫、ポップなどが必要になります。

作品以外に準備しておきたいもの

  • ラッピング資材:クリアボックス、クラフトボックス、OPP袋・OPPシート、リボン、シールなど
  • 梱包資材:封筒、段ボール箱、緩衝材など
  • 写真撮影用の道具:スマホ、カメラ、レフ版、背景ボード、背景布、撮影小物など

 

 

 

  • 決済方法の準備:銀行口座、キャッシュレス決済、QRコード決済など

PayPay お店への導入

AirPay


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  • 紙媒体:取扱説明書、ショップカード、ポスターカード、パンフレットなど

ショップカード・ポスターカード

 

最後に

ハンドメイド販売は、はじめの一歩を踏み出すだけでも、少し勇気がいるものです。何から始めればいいのかだったり、自分にできるのか不安、という気持ちになることもあるかもしれません。

それでも、手を動かして工夫してみることで、少しずつ見えてくることがあります。思い通りにいかない日も、ひとつひとつの経験がしっかりと積み重なっていきます。
「売れる・売れない」だけにとらわれず、自分なりのペースで納得できる形を探していく。その積み重ねが、きっと自分らしい作品づくりと販売スタイルを育ててくれるはずです。

この【保存版】ハンドメイド販売を始めたい初心者向けガイドが、これから進んでいく道のりの中で、少しでもヒントや安心につながっていたら嬉しいです。

 



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