作品の良さが伝わらない「残念な写真」5選 〜ハンドメイド作品の写真の撮り方ポイント〜

作品の良さが伝わらない残念な写真5選 作家活動のヒント

作品の写真、うまく撮れてる?

でし子ちゃん
でし子ちゃん

作品の写真って難しいなぁ…

Asami校長
Asami校長

良い作品ができても、それが伝わらなかったら残念だよね

でし子ちゃん
でし子ちゃん

嬉しいけど「写真より実物の方が素敵でした」って言われることがすごく多いよー

 

人によっては作品をつくること以上に難しいのが写真撮影。
でもここで手を抜いてしまうと、その良さが誰にも届かずもったいないんです。

写真は上手いに越したことはないけれど、実物以上に良く見せようとしなくて大丈夫。
今回は「実物の良さが伝わらない、残念な写真5選」をご紹介します。

 

 

作品の良さが伝わらない「残念な写真」

1, 暗い

暗いというだけで、せっかく撮った写真も台無しに。
どんよりしていて作品の細部やパーツひとつひとつの美しさも全く伝わりません。

 

でし子ちゃん
でし子ちゃん

これじゃなかなか欲しい!とは思えないよね…

Asami校長
Asami校長

作品はなるべく窓辺に近い場所に持っていき、明るめの自然光で撮影するのがオススメです。

 

2, 傾いてる

本人は気づいてなくても、実は多くの人が違和感を覚えてる!
ってのが微妙に傾いている写真です。

Asami校長
Asami校長

写真撮影をするときにグリッド(補助線)を表示して確認しよう!

直線部分があるものを撮影する場合は水平・垂直に気をつけてみましょう。

 

3, ピントがズレてる

よーくみるとピントが合っていなかったり、手ブレしている写真。
気にせずアップしちゃってる人が多いのですが、実は見てる人には気付かれてます!!

Asami校長
Asami校長

写真は拡大してよーくチェックして!
特に主役のパーツやお花にピントが合っていないのは致命的です!

 

4, コントラストが強すぎる

コントラストとは明るい部分と暗い部分の「明暗の差」のこと。
光が強すぎるとくっきりと影ができてしまい、作品の雰囲気も伝わらずきつい印象になってしまいます。
直射日光や蛍光灯の光の中で撮るとこんな写真になりやすいです。

 

でし子ちゃん
でし子ちゃん

自然光がいいって言われたからよく日の射すところで撮ってみたんだけど…

Asami校長
Asami校長

直射日光での撮影はすごく難しいよ。

光が強い時は遮光したり、薄曇りを選んでね!

 

5, 背景がテキトーすぎ

作品をつくるときには雰囲気や世界観を考えますよね。
写真を撮るときにもその世界観を伝えていきましょう。
この作品にはどんな物語があるのか、どんな雰囲気のお部屋に合うのか、どんなファッションに合うのか、どんな時の贈り物にうってつけなのか…
それは文字よりも写真で表現する方が伝わりやすいのです。

 

でし子ちゃん
でし子ちゃん

作品を早くアップしたくて写真はテキトーな場所で撮ってた…

Asami校長
Asami校長

写真をないがしろにするのは制作時間までまるごと無駄になってしまうほどもったいないこと!作品に合った背景を選ぼう!

 

背景に迷うときは背景紙や背景ボード、サンプル壁紙などが便利です!

 

素敵な写真を届けるために

撮った後は補正をしよう

写真は基本的に「補正をしてからアップする」ようにしましょう。
写真の補正・編集に抵抗がある方もいますが、「実物より良く見せる」のではなく「実物に近づける」と考えてみましょう。
せっかくの作品が実物以下に映ってしまうのは残念ですからね。

iPhoneやAndroidの写真アプリでもある程度の補正は可能です。
まずは「明るさ」「コントラスト」「ハイライト」「シャドウ」「彩度」などを調整してみて実物の見た目に近づけていきましょう。
慣れてきたら、自分に合った使いやすいアプリを探してみましょう。
「写り込んでしまったゴミを消す」「一部だけ明るくする」「背景を差し替える」「手ブレを補正する」「美肌にする」「文字を入れる」などの便利な機能を備えたアプリもたくさんありますよ。

Asami校長
Asami校長

私はPSExpressというアプリを使ってるよ!

 

写真が上手な人と見比べる

憧れの作家さんはいませんか?素敵だな…と思う作家さんの写真を研究してみましょう。
明るさはどのくらいか、どんな小物を使っているか、どんな角度で撮っているか、光はどちら側から当たっているか…
そして自分の写真と見比べてみて、自分に何が足りないかをしっかり考えてみましょう。

Asami校長
Asami校長

「自分の目を肥やすこと」「妥協しないこと」が大切です!

 
 

写真はコンセプトや世界観を伝える最高のツール!

どうしても制作に没頭しがちで写真は後回しになりがち。
でも、同じ作品でも写真が良いだけで売れ行きやファンの増え方が全く違ってくるんです。
一生懸命作った作品なら、一生懸命撮影して届けていきましょう。

撮った写真に自信がない、補正の方法がわからない…。そんな時は得意な人に訊ねてみるのがオススメです。特にハンドメイド作家の先輩なら、自分に合った最適なアドバイスがもらえるはずですよ。
周りに質問できる先輩作家さんがいない場合は、デシリィを活用するのもオススメです。
「デシリィ Decily」の「でしいり」プランでは、現役作家活動をしながら経験豊かなベテラン作家さんが、悩める作家さん・初心者さんお一人一人に寄り添い伴走しています。写真撮影だけでなく、世界観・コンセプトの設計からアドバイスしてもらえますよ。
ベーシックプランの方では写真撮影・変種に関する詳しい解説動画もあります。ぜひご自分に合った学びを見つけてくださいね。



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